
令和2年9月4日(金) 午後1時30分より 九州国際大学 KIUホール
「企業がSDGsに取り組む意義と地域金融機関の役割」
SDGパートナーズ有限会社 代表取締役CEO 田瀬 和夫 氏
1967年福岡県福岡市生まれ。92年外務省に入省し、国連政策課、人権難民課、アフリカ二課、国連行政課、国連日本政府代表部一等書記官等を歴任。2001年より2年間は、緒方貞子氏の補佐官として「人間の安全保障委員会」事務局勤務。2005年11月外務省を退職、同月より国際連合事務局・人間の安全保障ユニット課長、2010年10月より3年間はパキスタンにて国連広報センター長。2014年5月に国連を退職、同6月よりデロイトトーマツコンサルティングの執行役員に就任。同社CSR・SDGs推進室長として日本経済と国際機関・国際社会の「共創」をテーマに、企業の世界進出を支援、人権デュー・デリジェンス、SDGsとESG投資をはじめとするグローバル基準の標準化、企業のサステイナビリティ強化支援を手がけた。2017年9月に独立、SDGパートナーズを設立して現在同社代表取締役CEO。
私生活においては、7,500人以上のメンバーを擁する「国連フォーラム」の共同代表を2004年より務める。
令和2年10月14日(水) 午後1時30分より 九州国際大学 KIUホール
「地域×技術×デザイン ~小さな企業が生き残る~」
有限会社セメントプロデュースデザイン 代表取締役 金谷 勉 氏
1999年にデザイン会社「セメントプロデュースデザイン」を設立。大阪・東京・京都を中心に企業や商業施設やメーカーのグラフィック、WEB、プロダクトデザインなどを手掛ける。2011年から、全国各地での商品開発プロジェクト「みんなの地域産業協業活動」を始め、500を超える工場や職人との情報連携を進める。職人達の技術を学び、伝える場「コトモノミチat TOKYO」を東京墨田区に展開。
経営不振にあえぐ町工場や工房の立て直しに取り組む活動は、テレビ番組『カンブリア宮殿』や『ガイアの夜明け』(テレビ東京系列)で取り上げられ注目を集めた。京都精華大学や金沢美術工芸大学でも講師を務め、2018年京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター特別共同研究員に就任。
2019年1月(地独)京都市産業技術研究所 アドバイザーとして就任。近著に『小さな企業が生き残る』(日経BP)
令和2年11月5日(木) 午後1時30分より 九州国際大学 KIUホール
「循環するものづくりとは ~消費から考えるSDGsと未来~」
日本環境設計株式会社 取締役会長 岩元 美智彦 氏
1964年鹿児島県生まれ。1987年3月、北九州市立大学経済学部卒業。卒業後に就職した繊維商社では営業職に携わるなか、容器包装リサイクル法の制定を機に繊維リサイクルに深く携わる。2007年1月、日本環境設計を設立。資源が循環する社会づくりを目指し、リサイクルの技術開発だけではなく、メーカーや小売店など多業種の企業とともにリサイクルの統一化に取り組む。2015年アショカ・フェローに選出。EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2015ジャパン チャレンジング・スピリット部門大賞受賞、Japan Venture Awards 2017中小企業庁長官賞受賞。著書『「捨てない未来」はこのビジネスから生まれる』(ダイヤモンド社)。
令和3年2月12日(金) 午後1時30分より 九州国際大学 KIUホール
「障害者就労支援の現場事例からみる共存共生社会」
株式会社カムラック 代表取締役 賀村 研 氏
愛媛県伊予郡砥部町出身、1972年生、新田高校卒~日本大学農獣医学部卒。1995年三菱建設株式会社に入社、2000年に東京本社のシステム開発会社、ハミングヘッズ株式会社に転じた。2010年に福岡本社のIT企業である株式会社ビー・エス・エスに入社。2012年教育サービス系プロバイダーのナレッジサーブ株式会社に転職後、2013年に株式会社ビー・エス・エスに再入社。同年10月に株式会社カムラックを設立して代表取締役に就任。2015年株式会社 else ifを設立して取締役会長、2016年株式会社スーパーカムラックを設立して代表取締役に就任した。このほか、株式会社フロイデカムラック代表取締役社長、FUTUREE ENTERPRISE株式会社取締役、一般社団法人障害者雇用基準認定協会代表理事、アイドル九州プロジェクト後援会会長、永野明後援会会長、一般社団法人中小企業事業推進機構理事、一般社団法人未来アスリート発掘・スポーツ推進協会理事などを務める。